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おじさんを狙う“通称:頂き女子”の手口とその回避法

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「俺にだけは本気」それが罠です。おじさんを狙う“頂き女子”の全手口とその回避法

夜の街でふと出会った一人の女性。「君といると楽しい」「何かあったら力になるよ」そんな言葉を投げかけていたあなたの姿は、きっと誰かにとって“理想の支援者”だったかもしれません。

しかし、もしそれが“計算された演出”だとしたら?

本記事はとある若い女性が公開した“頂き女子マニュアル”から明らかになった、おじさんをターゲットにした驚くべき手口と心理操作の数々を取り上げながら、騙されずに夜の世界を楽しむための方法を紹介します。

キャバクラやラウンジ等の夜のお店が「悪」なのではありません。大切なのは、“相手の本音”を知ること。そして、お金も心も、だまされずに楽しく使う知恵です。


第1章:「頂き女子」とは何か?

この言葉はある事件から有名になりました。「パパ活」や「援助交際」とは明確に違う、巧妙な搾取型コミュニケーションを意味します。

ある女性が公開したマニュアルでは、自身がどのようにして月1000万円以上の“頂き”を受けてきたかが記されています。そこには以下のような力が必要と説かれていて、大きな反響があったわけですが、SNSに疎いおじさんたちは知らない方も多くいるのではないでしょうか。

  • 「相手の心を読み取る力」
  • 「ガチ恋させる技術」
  • 「信頼を装う演出力」
  • 「“助けたい”と思わせるキャラ作り」

つまり、表向きは健気な若い女性を演じながら、内心では「このおじにいくら引き出せるか」という戦略的思考が働いているのです。

マニュアルにはこうあります。「おじを無害ガチ恋に育てれば、勝手にお金をくれる」と。

信じたくはないですが、これが現実にあった事件です。発端のご本人には懲役刑が2025年1月に確定しています。


第2章:おじさんを狙う5つの心理トリック

通称、頂き女子はおじさんの性格や心理的な弱点を見極めて、以下のような5つのパターンを使っておじさんの“心の扉”を開いていきます。

  1. 承認欲求をくすぐる:「こんなに優しくしてくれるの、〇〇さんだけ」
  2. 父性本能を刺激する:「相談してもいい?」→「実はお金が…」
  3. 恋愛感情を錯覚させる:「彼氏じゃないけど、一番大事な人」
  4. 距離感を逆利用する:部屋に泊まりに来ても、何も起こさずに“信頼”を得る
  5. 見返り期待を煽る:「本当に感謝してる、ちゃんと返すから」

これらはすべて、“あなたを動かす”ための仕組まれた台詞であり、「この子は特別だ」と思わせるための心理戦です。

特に狙われやすいのは、以下のようなおじさんです:

  • 人に頼られると嬉しくなるタイプ
  • 恋愛の終着点をまだ信じているタイプ
  • 若い女性からのLINEや写真に弱いタイプ
  • まわりに相談することができない孤独な人

相手は“人の心を読むプロ”。おじさんが少しでも「隙」を見せれば、スルリと入ってきます。


第3章:「無害ガチ恋おぢ」に育てるマニュアル

頂き女子マニュアルには、ターゲットとなるおじさんの“育て方”が克明に記されていました。そのキーワードが「無害ガチ恋おじ」。頂き女子では「おぢ」と書いています。

“無害ガチ恋”とは、恋愛感情を持ちつつも相手に要求や干渉を一切せず、ただひたすら優しく尽くすおじさんのことを指します。

この言葉は、「頂き女子」の世界で使われる独特な用語で、彼女たちにとっては最も効率よくお金を引き出せる理想の存在として扱われています。

なぜ「無害」なのかというと、以下のような特徴があるからです:

  • 「好き」だけど口を出さない
  • 好きな女性に痛い行動を起こさない
  • LINEの返信がなくてもそんなに怒らない
  • 体の関係を求めず、金銭支援だけを継続する
  • 「ありがとう」と言われるだけで満足する

つまり、「ガチ恋(本気で好き)」でありながら、相手にとって一切のストレスがない“都合のいい存在”なのです。

頂き女子マニュアルには、「おぢは育てるもの」と書かれており、この“無害ガチ恋”状態におじさんを導くためのステップが丁寧に記されています。

例:

  • 甘える→冷たくする→謝る→弱音を吐く→お願い→感謝

これを繰り返すことで、おじさんはどんどん「俺が必要だ」と信じ込み、金銭を提供することが愛の証明だと錯覚していくのです。

一方で、頂き女子側にはこういった本音があるとも記されています:

「おぢはATM。現金じゃなくても、UberEatsでも交通費でも何でもいい。
返さないといけない気持ちにさせない育て方が大事。」

あなたが「信頼されている」と思っていたその関係は、本当は“都合のよい顧客”としての信頼だった可能性も。

恋愛も応援も、相互のリスペクトがある関係こそが本物です。

「無害ガチ恋」にならないためには、相手の反応だけでなく、自分の感情が“一方通行”になっていないかを冷静に見つめることが大切です。

この状態とは、「口は出さないが金は出す」理想的なおじさん像のこと。

彼女たちの育成ステップは以下の通りです:

  1. 段階的に感情を引き出す:挨拶→雑談→相談→秘密→依存
  2. ときに冷たくする:「あ、ごめん既読スルーしてた」
  3. 適度に謝る:「最近冷たくてごめんね…」
  4. 弱音で金銭の導線を作る:「こんなこと言うつもりなかったけど実は病院代が…」
  5. 同情と感謝のセットで送金:「本当に助かった、ありがとう」

この流れを1人で10〜20人に繰り返すことで、月に数百万円〜1000万円以上を受け取る“頂き女子”が現実に存在していたことは本当に驚きです。

LINEで「元気?」から始まり、相手から「困ってることがあるの」と言われた時点で、あなたはもう戦略の上のコマになっている可能性があります。


第4章:なぜお金を出してしまうのか?おじさん心理の盲点

「自分は絶対に騙されない」と思っていても、なぜか財布を開いてしまう。

通称頂き女子は、そんなおじさんの“深層心理”に巧みに触れてきます。以下は、実際に金銭提供に至ってしまう人に共通する心理です。

  1. 「自分だけは違う」という特別感
    →「あの子は他の男性には冷たい、俺だけに甘えている」
  2. 「助けてあげたい」というヒーロー願望
    →「困ってるなら力になってあげたい」
  3. 「貸しを作れば関係が深まる」という誤解
    →「お金を出してあげればもっと親密になれるはず」
  4. 過去の恋愛・離婚・孤独体験からの回復欲求
    →「誰かに必要とされる人間でありたい」

ですが、相手はその心理すらも前提に組み込んだ“脚本”を持っています。

頂き女子のマニュアルに登場するキーワードはどれも鋭いものばかりです:

「信頼構築コミット」

“信頼構築コミット”とは、おじさんに「この子は自分を本当に信頼してくれている」と思わせるための演出・行動のことを指します。

頂き女子の世界では、この信頼感を「演出する」ことが稼ぎの大前提。LINEや対面での会話、ささいなプレゼントや日常的な弱音を通じて、徐々におじさんの心に「守ってあげたい」という感情を植えつけていくのです。

例えば次のような行動が“信頼構築コミット”に含まれます:

      • 夜中に「今だけ声聞きたい」と電話してくる
      • 「あなただけには正直に言える」と秘密を共有してくる
      • 「他の人には頼れないけど、〇〇さんにはお願いしたい」と金銭の相談を持ちかけてくる

これらは一見、心のつながりを感じさせるようなシーンですが、すべては“もらう準備”。信頼が構築されたと錯覚させることで、心理的なガードを下げさせ、金銭の話題へとスムーズに繋げる仕組みです。

「分散型送金」

“分散型送金”とは、一度に大きな金額を要求せず、小さな額を繰り返し複数回に分けて送金させる手口のことです。

これは詐欺的な構造の基本で、警戒心を和らげるための戦略でもあります。最初は「ごはん代だけ貸してほしい」「携帯代が払えなくて」といった少額から始まり、徐々に「病院代」「生活費」「親の介護費」など、もっともらしい理由をつけて金額が膨らんでいきます。

ポイントは以下の3点です:

      • 送金が1回で終わらず、何度も「あと少し」と言われる
      • 毎回異なる名目でお願いされる(例:スマホ→交通費→医療費)
      • 「返すつもりはある」と繰り返し伝えられるが、具体的な返済行動はない

頂き女子のマニュアルでは、「一度に請求しすぎると警戒される。小口で信頼を積み上げながら搾取していく」というノウハウが紹介されています。

おじさん側からすると「助けてあげたい」「今月だけだから」と思いがちですが、それは相手の台本通りです。

分散型送金をされたおじさんの多くが、「気づいたときには50万円以上渡していた」と証言しています。

少額でも、回数が増えたらそれはもう“仕組まれた搾取”。その兆候に早めに気づき、きっぱり線を引くことが大切です。

「ストーリーライン構成」

“ストーリーライン構成”とは、ターゲット(=おじさん)を自然に金銭提供へ導くための心理的シナリオを事前に組み立てておく手法のことです。

頂き女子マニュアルでは、「感情の起伏と信頼の積み上げを計画的に行うことで、相手の財布と心を開かせる」といった、まるで営業トークのようなロジックが紹介されています。

具体的には、次のような「段階的な物語」が構成されているのが特徴です:

      1. 出会いと安心感の演出(「相談していい?」など)
      2. 距離感の縮小(「実は悩んでることがあって…」)
      3. 試練・困難の提示(「親が倒れて…」などの同情誘導)
      4. おじさんの活躍(「助けてくれてありがとう」→送金)
      5. 再び距離を縮める感動エピソード(「ほんとに感謝してる」)

こうした流れは、相手の行動(送金)を自然に誘発するための“物語”です。

ストーリーの中に組み込まれていると、おじさん側は「自分の選択だ」と思い込みやすく、操られていることに気づきにくいのです。

感動的な展開や「俺しか支えられない」と感じたときこそ、立ち止まって考えてみてください。それは“仕掛けられたストーリー”かもしれません。

恋愛でも友情でも、物語に酔っているときが一番危ない。

これらはまさに、詐欺に近い“マーケティング技術”を人間関係に落とし込んだもの。

男性として情に訴えられたときほど、冷静にならなければいけません。


第5章:夜のお店は悪ではない。騙されずに楽しむ方法

ここまで読んで「やっぱり夜の世界は怖いな…」と思った方もいるかもしれません。

しかし、キャバクラ・ラウンジ・ガールズバー等は本来、その場の出来事を楽しむ場所です。

問題とすべきは「プライベートに踏み込んできて金銭を求める個人の策略」です。

以下の点に注意すれば、夜のお店も“癒しの場”になるはずで何も恐れることはありません!

  1. LINEを交換しても、店外での金銭やプレゼントは極力控える
  2. 「相談」が連続したら警戒する(3回で相手を見切る)
  3. 金銭支援の話が出たら、即「お店で話そう」と伝える
  4. 「返すから」は信用しない(契約書がなければ終わり)
  5. 紹介制の店舗や地元密着型を選ぶ

本気で応援したい相手がいるならば、お店を通した正規ルートで行いましょう。

夜を楽しむために必要なのは、冷静な情報に基づく知識と線引きです。

おわりに:だまされるか、楽しめるか──分かれ道は知識と冷静さにある

「彼女は自分にだけ心を開いてくれている気がした」

「最初は少額だったから…」

「気づいたら、200万円送っていた」

こうした証言は、決して珍しくありません。

そしてその多くが、「今でも嫌いになれない」「裏切られた気持ちはない」と語ります。

でも、本当にあなたは“対等な関係”だったのでしょうか?

相手の台詞の裏に「引き出し方のスクリプト」があったとしたら?

その涙や弱音が、複数人に同時送信された「テンプレ」だったとしたら?

もう一度、冷静になって考えてみてください。


まとめ:通称:頂き女子の罠にかからないための7か条

  1. 見返りのない愛情は存在しないと心得る
  2. LINEで「相談」や「お願い」が続いたら要注意
  3. もし泊まりに来ても関係が進展しないのは“演出”と捉える
  4. 「感謝してる」→「お願いがある」はテンプレート
  5. 1円でも送ったら主導権を失う。送る前に考える
  6. 他のおじさんにも同じことを言ってる前提で様子をみる
  7. 相談できる人を持っておく(相談相手がいないなら:消費者ホットライン188など)

あなたの優しさは、誰かの武器にされることもある。

けれど、本当に人と向き合いたい、夜の世界を楽しみたいと思うなら──

「騙されない目」と「対等な距離感」が、何より大切です。

どうか今日から、財布も心も“狙われないおじさん”になってください。

そして、良質な出会いや時間を、正しく楽しみましょう。


この記事は、ネット上で話題となった「頂き女子マニュアル(りりちゃん)」を元に、実在する被害事例とともに注意喚起として構成したものです。
一部の女性に限定される行為であり、夜の業界に従事するすべての方を非難する意図はありません。

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