今週も、東証大型株を対象にRSIスクリーニングを実施した。
大型株は、個人投資家だけでなく海外勢や機関投資家の資金も入りやすく、資金循環の変化が比較的素直に表れやすい。
今回は『売られすぎ』だけでなく、『反転初動』まで確認できる銘柄を重視して抽出した。
2026年05月30日のスクリーニングでは、2件が候補として残った。
単なる急落銘柄ではなく、売買代金と短期反転の条件も加味して抽出している。
最上位は 9021 西日本旅客鉄道、SCOREは 32.6。大型株の中で、売られすぎと短期反転の条件が比較的そろった銘柄として抽出された。
今週の該当銘柄は2件にとどまった。
大型株全体では、売られすぎと反転初動が同時に出ている銘柄はまだ少ない。相場全体が大きく崩れているというより、個別銘柄単位で押し目が出ている状態と見てよい。
| コード | 会社名 | RSI14 | RSI7 | 売買代金 | 25日線乖離 | SCORE | 評価 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 9021 | 西日本旅客鉄道 | 25.27 | 23.02 | 96.7億円 | -5.8% | 32.6 | 弱め |
| 8960 | ユナイテッド・アーバン投資法人 | 29.45 | 27.88 | 22.5億円 | -5.0% | 26.1 | 弱め |
大型株RSIの抽出では、単にRSIが低い銘柄を並べているわけではない。
時価総額上位銘柄を母集団とし、RSI・売買代金・25日移動平均線との位置関係を組み合わせて、短期的な反転候補を機械的に抽出している。
主な抽出条件は以下の通り。
RSI14だけでは下落途中の銘柄まで拾ってしまうことがある。
そのため今回は、RSI7も組み合わせることで『下げ止まり確認』を重視した。
SCOREは、ロジックへの適合度を示す目安である。
評価の中心は、RSI14の低さ、RSI7の反転、売買代金の大きさ、25日線との位置関係であり、数字が高いほど「売られすぎ」と「反転初動」の条件がそろっていると評価する。
ただし、SCOREは売買を保証するものではない。あくまで、同じ条件で銘柄を比較するための順位付け指標として使う。
先週の抽出結果では、該当銘柄は2件でした。主な候補は 9021 西日本旅客鉄道, 8960 ユナイテッド・アーバン投資法人 です。
この結果は、必ず上がる銘柄を断定するものではない。
あくまで、同じ条件で見たときに、今の相場で優先的に監視すべき候補を並べたものだ。
毎週同じ条件で確認することで、相場の強弱や大型株の資金循環を冷静に見やすくなる。
週末の銘柄抽出作業を自動化してブログに掲載しています。参考になれば幸いです。
短期的な急落局面では、感情的な売買が起こりやすい。
だからこそ、定量的なルールで相場を見る意味がある。
来週も、大型株の売られすぎと反転初動を数字で確認していきたい。