トレードステーションのストラテジー自動化で気になる点

警告画面がポップアウトする状況
まだ駆け出しの試行錯誤の中にいますが、ゴゴジャンさんで購入したストラテジーの動作は実際の取引きでの検証を始めています。
その中でちょくちょく自動化の警告の画面がでてきており、ドキッとさせられております。
ストラテジー自動化の警告の表示が・・・
トレードステーションに未決済ポジションがあり、これを決済するかどうかを確認するための警告がポップアウトしてきます。これはストラテジーが止まった、または一時的に停止した後に再作動したことによる発注ミスの可能性、利用者の損失防止を考えた機能だと思うのですが、ストラテジー利用に際して厄介な機能だなあと感じています。
一番最初にこの警告表示が出たときは、少々焦りました。警告の文章を読むと、要するにポジションを持ったままでストラテジーの機能が再稼働された状態となった、いまのポジションは誤発注されてしまって約定している可能性があり注意してほしいということなのですが、保持しているポジションを決済するのか、しないのかを選択できるダイアログがでているのでびっくりします。でも、この画面ではどういったポジションがいつ発生しているのかの詳細な状況はわかりません。こうなると、不安になって「ポジションを決済する」のボタンをポチットしてしまいそうです。なにか自分が悪い操作をしたのかなと。でも、トレードステーションのストラテジーの動作が原因ではないことがわかりました。
トレードステーションのシステムメンテナンスの怪
じつはマネックス証券のトレードステーションは、頻繁にシステムメンテナンスを行っています。その予定はトレードステーションの「障害・メンテナンスのお知らせ」で案内がされています。特に金曜日の夜から土曜日にかけてシステムメンテナンスを行う予定が多く、メンテナンス中はトレードステーションにログインできなくなります。ログイン中であったトレステ口座は、一旦ログインが解除されて接続されていない状態となり、一定の間隔でログオンをリトライするスタンバイモードになります。その後にメンテナンスが終了してトレステのシステムが復旧すると自動的にログオンしますので、あとで確認したときには何もなかったようにトレードステーションが作動しています。
でも、一旦システムへの接続が切れた状態が起これば、次の接続時にはストラテジーが再稼働することになり、これを警告表示する仕組みになっています。確かに、異常時には警告がポップアウトする機能は利用者として大変助かりますが、システムメンテナンスによる一時的な回線の切断を異常として検知しないようにしていただけないのかなと考えてしまいます。
一応、警告がでる理由がわかったのでよかったです。迷わずに「ポジションを決済しない」をポチッと押すことができるようになりました。
ただし、週の中ごろに同様の表示が出る場合は何らかの異常が生じている可能が考えられます。この場合は、一旦「ポジションを決済しない」を押してからトレードステーションの画面を開き、ストラテジーの動作状況と保有するポジションを再確認するのが安全です。
マネックス証券ではトレードステーションシステム安定化への取り組みとして、システム改善を予定しているようです。今後もシステムメンテナンスによる一時的なネットワーク切断は多く発生するはずです。自動売買だからほったらかしにしたいところですが、動作の状況は随時確認するマメさが必要ですね。
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